
▲ 常夏のイメージさせる入口は、スロープがあり段差なし、キッズルームは広々ととってある。

▲ 釣果報告のうれしい1枚

▲ 医院内ニハかわいいガラス細工のイルカの飾り物

▲ 医院名の由来はいつもやさしくワイワイ!4人のお子さんとも同じ目線を大切にし、親としての責任を徹底させたいという。
余暇の楽しみと日常生活の責任を伝え親と子の絆を深める那覇は新都心にあるYYマリンデンタルクリニック。医院内はさりげなく海ムード。歯科医師は海が大好きな樋口さんだ。
釣りが大好きで、キャンプなどアウトドアが大好き。パヤオ(浮漁礁)から帰宅した笑顔に、歯科衛生士でもある奥様が思わず「子どもにもどったみたい」と微笑んだとか。「魚をみると、ねぇ・・・」と、わくわくする興奮を隠さない。
小学生の頃から釣り吉で、釣果をご両親に早く見せたくて、電車をビシャビシャに濡らしながら自慢げに帰っていったという。釣ってきた魚を料理するお母様の様子を眺めていると「疲れたでしょ、早くお風呂に入りなさい」とやさしく声をかけられたといい、「あぁいう瞬間が一番うれしかったのかもしれないですね」と懐かしい思い出を語る。
親と子の何気ない絆は今に引き継いでいる。4人の男の子のお父さんである樋口さん、家族とキャンプを楽しみ、キャッチボールを楽しむことも。「キャッチボールをしている顔は無邪気そのものなんじゃないかな」とちょっと照れくさそう。
「でもね、自分の子どもには常に冷静に、とはいかない。愛情を含めて、いろいろな感情がストレートに出る。だからかっこつけや義務だけではなく、叱ることも重要だと思っているです。毎日の歯ブラシも歯科医としてではなく、親の責任の一つとして徹底的にやりました。最初は嫌がっても次第に当たり前になる、そんなもんだと思います」親子だからストレートに気持ちをぶつけるチームワークがあるようだ。
常識を変える子どもへの治療ココロとカラダへの処方一般歯科、小児歯科、へき地歯科医療の経験を重ねてきた樋口さん。小児歯科も多く担当したことから確信を得て、実行していることがある。「泣きわめく子の口はあけなくてもいい」ということ。「痛くないよ、すぐ終わるよ、とあやすウソはやめたい。僕自身が嫌がる子の歯を治療したくない、スタッフにもさせたくない。スタッフ数人で抑えつけて、、しゃかりきに治療してストレスを与えるより、子ども本人の意志を尊重したい。医者と患者さんは同じ目線であるべき、患者さんの痛みや怖さを充分に理解したい」とやさしい視点だ。時間はかかるかもしれない、でもコミュニケーションが成立した子は治療を頑張るし、歯を大事にしていくのだそう。わかりやすく話し理解を得て、ほめながら治療をすすめる。結果、患者と歯医者が共感できるチームができあがる。そのスタンスが子供だけでなく、大人にも変わらない樋口さんの治療法だ。
地域に貢献できる企業人であることを目指す樋口さんは那覇新都心いいまちつくり隊代表、那覇新都心おもろまち自治会副会長も務めている。「緑あって開業させてもらった新都心は、街作りの課題が山積。僕が目指しているのは、地域に貢献できる医院となり、人となること。僕自身の考えと街作りはリンクするんですよね。誰もが安心して移動できる公共交通の整備や歩行者天国を実現させたい。ゆたかはじめさんとも意見が一致するなど、いろいろなところで交流が始まりました。未来のお手本になる街を目指したい」
家族とスタッフ、患者、そして街、全てに対してやさしく、互いに理解しあうチームを作り出す。それが樋口さんなのだと思う。