生活習慣病の一番の怖さはそのプロセスに自覚症状がほとんどない事です。症状が現れた時には病気が進行しているケースがほとんどです。まずは疾患(症状や病気)を知り、その原因と放置した結果どういう症状、病気になるのかを把握しましょう。
肥満というのは、余ったエネルギーが脂肪に変えられて、皮下や内臓のまわりなどの脂肪組織に必要以上に蓄えられることです。ある程度の脂肪の備蓄は病気や非常のときのために必要ですが、多すぎると肥満につながってしまいます。
▲原因運動不足、飲酒、寝不足、ストレスなど私生活や仕事からの生活習慣の乱れ
▲放置すると・・・高血圧、糖尿病、動脈硬化、痛風、高脂血症、高血糖、その他
高血圧とは医療機関では血圧値が140/90mmHg以上をいい、また家庭血圧では135/85mmHg以上をいいます。高血圧はほとんどの場合、無症状で気付かない事が多く、じわじわと体を蝕んでいく怖い疾患です。頭痛、めまい、肩こりなどの症状がありますが、実際の所、特徴的な自覚症状に乏しい疾患です。
▲原因塩分の取り過ぎ、野菜・海藻などに多く含まれるカリウム不足、
飲酒、肥満、運動不足、ストレス
▲放置すると・・・脳血管障害(脳出血、脳梗塞)、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、その他
高脂血症とは血液中の脂質(脂肪)が異常に多い状態の事で、特にコレステロールと中性脂肪が増えた状態の事をいいます。高血圧と同様に自覚症状はほとんどなく、自覚症状が出た場合には、すでに心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす原因になります。
▲原因糖質またはコレステロールや動物性の脂肪の過剰摂取、運動不足
▲放置すると・・・脳梗塞、心筋梗塞、狭心症、その他
糖尿病は、膵臓(すいぞう)でつくられるインスリン(※)が不足したりうまく作用しなかった場合に、血糖(血液中のブドウ糖の量)が異常に増加する病気です。
タイプとしては1型(インスリン依存糖尿病)と2型(インスリン非依存糖尿病)、また妊娠糖尿病などがあります。そのなかで、わが国の糖尿病の95%以上を占めているのは2型糖尿病です。
▲原因過食、過剰な飲酒、運動不足、それらからなる肥満によるインスリンの作用不足
▲放置すると・・・三大合併症:神経障害・視力障害・腎臓障害、
更に進行すると心臓、脳、手足の血管障害生命に危険が・・・
脳卒中とは、脳の血管が詰まったり、破裂したりし、その先の細胞に栄養が届かず細胞が死んでしまう病気で、神経障害や意識障害を引き起こすなどの症状があらわれます。
▲原因動脈硬化(※)、高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙、運動不足、肥満、ストレス
▲放置すると・・・生命に危険が・・・
心臓に栄養を補給する冠動脈が狭くなる、詰まる、心臓自身の力が弱まる、心臓の鼓動が不規則になるなどの病気の総称です。心臓病には色々な病気がありますが、そのなかでも生活習慣病の一つとして動脈硬化が原因となる虚血性心疾患の狭心症や心筋梗塞が挙げられます。
▲原因動脈硬化(※)、喫煙、高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満(内臓肥満型)、ストレス、過度の飲酒
▲放置すると・・・生命に危険が・・・
プチチシキ
インスリンとは
膵臓から分泌されるホルモンで、糖質、脂肪、タンパク質等の合成、貯蔵を促す働きがある。特にブドウ糖の筋肉や脂肪内への取り込みを促進させ、血糖を低下させる。
動脈硬化とは
動脈の層が厚くなったり、硬くなったりして弾力性や柔軟性を失った状態の事で、心臓病や脳卒中につながる危険因子である。
これらの疾患からもわかる通り全ての原因に関わるのが肥満。生活習慣病の予防・改善には肥満にならない生活を心がけないといけない事がわかったと思います。では次に私達沖縄と生活習慣病の関係を考えてみましょう!