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ココル特別インタビュー ∼美と健康∼
「美しい」とは、
なんだろう?
美容形成外科医として長年活躍し、患者から高い支持を得ている當山護博士。長年、人の「美」に関わってきて思うこととは--。

当山美容形成外科院長

當山 護(とうやま まもる)さん

昭和40年東京医科大学卒業。 當山 護博士は、国際的に評判が高い、日本形成外科学会の権威ある認定医であり、また日本美容医療協会の適正認定施設でもあります。 これからますます老齢化社会に向かう今日、シワ取りの手術をはじめ、複雑な社会環境下でコンプレックスに悩む、患者さんの切実なニーズに、自信と誇りをもって積極的にお応えしていきたいと念じております。

そもそも「美しい」とは?

「『美しいとはなにか』。人それぞれ、髪型やファッションが違うように見識、価値観の見出し方は多種多様です。ここに足を運んでくださる患者さん一人ひとり、美についての感覚、考え方は違いますから。強いて私個人の考えを言わせてもらえば、痩せすぎは健康上どうなのかな?というのはありますが。健康をないがしろにしてでも外見にこだわり、その結果容姿が優れて見えるからと言って、それを美しいと表現していいのか。難しいですよね」美的センスは人の数ほどあり、一概に言えるものではない。美容形成外科とは一般的なイメージ以上に奥が深く、膨大な知識が必要な医療だ。

個人的、社会的背景が影響

「刺青を腕に入れた社会人のAさんがいると仮定します。Aさんはきっと、かりゆしウェアを着ることについて頭を悩ませている。長袖のシャツなら、仕事中は隠せたはずの刺青。しかし、かりゆしウェアだと露見してしまいます。刺青のある社会人、きっと世間的に良い目では見られませんよね。これは、自分が信じている美的感覚が全ての人、社会に対しても絶対ということはないという1つのたとえ話。Aさんの例を挙げ考えれば、これだけ浸透したかりゆしウェアも全ての人に適しているかと問われると、そうではないのかもしれない。美的感覚について詳しく話すと哲学的になってしまうので、これくらいにしておきますが・・・。顔の傷を隠すために長髪にしている、火傷の痕が気になるから長袖を着る、という具合に、人それぞれのファッションには理由があるものです」
 患者の背景を知ることができ、お互いの理解を深めた上で治療に臨むこと。かなりの経験と根気が求められるが、気は抜けない。

患者の心を探す医療。

「患者さんと話す時間は、1回の診察で約30分ほど。そんな短時間で人の気持ちを完全に理解するなんて、できませんよね。それでも、患者さんがここまできた理由、本当の気持ちを掴まなければ・・・」
たくさんの患者を診てきた。その一人ひとりが違う人間で、それぞれが抱く「美」について悩み、當山医師を訪れる。その一人ひとりの気持ちを理解するため、いつだって必死の思いだ。
「また例え話になりますが、足の傷跡を治して欲しいというBさんの話をします。Bさんは女性で、ミニスカートをはきたいから治療にやってきた。しかし初対面で、医師とはいえど男性の私に『ミニスカートをはきたいので、足の傷跡をすっかり消して欲しい』とは、なかなか言葉で伝えられないものです」
患者のデリケートな気持ちに気づいてあげたい。事情を汲み取ってあげたい。そんな想いに駆られない日は、1日だってない。
「ですから、なるべくコミュニケーションをとり、他愛のない雑談から相手の真意を汲み取る。傷跡が完全に消えるかどうか、場合によっては難しいということをきちんと知ってもらう為にも、話をするのは大切です。小さな傷跡に、人は大きく悩むものだから」

正しい知識、正しい意識を

一般人のファッションほど、メディアに左右されるものはないのではないか。時代の移り変わりと共に、患者も変わってきた。変化への敏感な対応が求められる--。
「ピアスの穴をひとつ開ける。今や珍しくもないその行為にだって、リスクは存在します。しかし、その情報は自分から探さなければなかなか見えない。それに比べ『ピアスはカッコイイ』という情報は大きく扱われ、世に浸透している。ピアスや刺青が良い、悪いの話ではないんです。私が問題に思うのは、『リスク』よりも『カッコイイ』という部分ばかりが強調されてしまう現状なんです」
膨大な情報から身を守ることも必要な現代社会。本当に知らなければならないことは、きっといっぱいあるはずなのだが。
「海外では形成外科に関するトラブルが非常に多い。それでも海外まで手術を受けに行く人が多いのも、リスクが知られていないからではないでしょうか?安易に流行に乗ることは、おすすめできない。知らないということは、本当に怖いことです」

本当に大切なこと

「時の流れと共に、患者さんからのニーズは多種多様になりました。形成外科は以前に比べ、友達同士で治療に訪れるほど生活に近い存在になり、相談するために来院される方も増えた。これは、良い傾向だと思います。自分の体のことを医師に相談するのは必要なことですからね。自分に合ったかかりつけ医がいると、なお安心です。私達医師は、増えるニーズに柔軟な姿勢を示し、患者さんに対してその場限りの診察ではなく、アフターケアまで視野に入れた診察をしなければ。法律で『ここまでやらなければならない』とあれば、それ以上に高い志、倫理観を持たなければならない。楽ではないけれど(笑)大切なことだと思います」
患者から教わることも、たくさんあった。時代の流れに伴い、変化し続ける世界と共に成長する。
當山護。その足跡に映るのは、様々な人間模様。絡みつく複雑な想いが交錯しながらも、その歩みを止めない限り、足跡は続き、その軌跡は輝き続ける。
医師は魔法使いじゃない。けれど、誰よりも人であるべきだと信じたい??。そんな医師が、沖縄にいる。

当山美容形成外科HPのご紹介
「美容外科医のないしょ話」
院の紹介だけでなく、院長自身が日々の出来事や、家族、スタッフへの思いを赤裸々に綴った、美容に興味のない方にもおすすめのブログ「美容外科医のないしょ話」や、たったひとりの男性スタッフによるどこかユニークで、時に哀愁の漂う「院内こばなし」など、院長、スタッフ2つの視点の違いが面白く、ついつい覗きたくなる興味深いHP。不定期更新中。
http://www.touyama.com/
 
 
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2月20日 「人生100年計画」~女性から変えよう沖縄の健康~
2月19日 明日開催! 「人生100年計画」~女性から変えよう沖縄の健康~
2月05日 歯周病について
2月04日 「わきが」について
1月29日 がん特集
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